役員挨拶
令和3年5月の総会での役員改選において、大場勝雄新会長を補佐すべき副会長待遇の職を任せられました。当協会の運営にも携わる一役員として、その責任の重さを痛感するところであります。
私は、昭和58年4月の宮造協設立当初から、当協会員として所属して参りましたが、発足当時の会員数は、現在の会員数の倍以上の大所帯で、協会全体での行事・イベント等を開催することがなかなか困難であり、技術・技能講習会、研修や旅行等ほとんどの行事は各分会単位で行っておりました。しかし、現在は協会の組織も体系化され、8つの委員会と「設立40周年記念事業特別委員会」と「緑化フェア特別委員会」の2つの特別委員会が追加され、割当分担により多くの委員や協会員がそれぞれの委員会の運営に携わる組織作りがなされています。
現在では「造園」と言う言葉が普通に使われていますが、私は父親が営む「植木屋」と呼ばれる家に生まれ、幼い頃から根巻きの手伝いをしたり、植木を積んだトラックの助手席に乗ったりしながら育ち、学校を卒業後、何のためらいもなく現在の仕事に就いてしまったのです。石も樹木も好きで庭が好きで、「お客様に満足してもらい、喜んでもらえる庭を作りたい。」また、「庭木を格好よく仕上げたい。」ただその想いだけで現在まで続ける事ができました。
どんなに機械化やI T化が進んでも、1本の木を植える事、剪定する事、石を組み庭を造り上げるのは職人の「手」です。技術と経験とセンスです。唯一無二の自然材料と扱い、与えられた空間に自分の思い通りの絵を描ける造園の魅力をもっと多くの人にわかってもらい、造園業を目指す若者達が、将来に夢を持てるようにできる限りの支援をし、協会の運営に携わっていきたいと思います。
過去においては、この業界でも弟子入りして10年位は掃除や下働きだけで、枝1本挟ませてもらえない時代もありましたが、現在では若い技術者の為の技能オリンピックやガーデニングコンテストやコンクールが開催され、技術を磨き実力を発揮できる場が増えています。その様な場を活用しながら、業界内外に対して造園の魅力を発信し、行政機関等への要望活動と共に、災害時における復興支援活動やボランティア活動を通じて、社会に対しても緑化事業の大切さを訴えていく必要があると思います。
どうか皆様には、これからの造園業界を盛り上げていく為、今後ともご協力とご鞭撻を頂き、活動への更なるご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
副会長待遇 千葉 正志
支部長挨拶
県南支部
本年度より県南支部長という大役を仰せつかり、新型コロナウィルス感染症拡大の最中、思うように活動出来ず四苦八苦しております。
当県南支部は、名取分会・岩沼分会・仙南分会・亘理分会の四分会で構成されておりますが、各分会とも会員数の減少は大きな問題になっております。
こういった現状を踏まえた上で、「有意義で且つ面白い活動」をモットーに、造園の魅力・楽しさをアピールしながら、職人としてのプライド・職人技の凄さをPR出来るような事業を目指していこうと思っております。若い職人が減っていく今の状況に、何とか歯止めを掛けたいですね。
そんな中、第2回しばたオータムガーデンフェスタの軽トラガーデンコンテストに出展依頼があり、当県南支部からも作品を出す運びとなりました。技術とセンスをあの軽トラの荷台の上で表現し、見る人の心に少しでも残ればいいと思います。それを地道に継続し造園の存在意義、職人の細やかな仕事やセンスを一般の人に知ってもらい、造園屋さんの仕事って面白そう!と、感じてくれる人が居れば、このイベント参加は成功となる訳です。あくまでも個人の意見ですが、若手の職人さんたちにどんどん参加してもらって、センスを磨きながら新しい風を吹かせてもらいたいので、継続参加したいイベントです。
また、県南分会が継続してきた技能に関する講習会は、続けていこうと思っています。分からない時のユーチューブ先生も頼りになりますが、それよりも頼りになる県南支部を目指します。(笑)
最後に、会員の皆様には今後ともご指導ご鞭撻を頂戴し、更なる活動へのご協力をお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
県南支部長 大友 孝章
仙台支部
この度、令和3年度の総会で仙台支部長を拝命いたしました㈲みやぎ造景の鎌田でございます。
仙台支部の皆様には、日頃より支部活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
仙台支部は現在青葉分会、太白分会、宮城野分会、若林分会、泉分会の5分会101社と協会の中でも会員数の1番多い支部という重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。
新型コロナウイルス感染症の終息に一条の光が見え始めた中ではありますが、まだまだ社会活動が制限されている状況です。しかし、社会貢献活動や各分会の役員会等の定期的な活動は、継続していかなければならないものです。
また、日々の事業活動の中でコンプライアンス(法令遵守)の観点から労働安全衛生法等の改正に伴う、安全衛生対策なども必須です。
仙台支部では、講習会の企画運営・リモートでの役員会の開催のお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください。厳しい状況の中ではありますが支部会員の皆様と手を取り合って新しい支部活動の形を見出していけましたら幸いです。
今後とも力強いご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ就任の挨拶とさせていただきます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
仙台支部長 鎌田 浩
仙台東支部
仙台東支部ですが現在は多賀城分会だけという寂しい状況です。
多賀城分会の活動はというと、以前は毎年のように研修旅行をしていましたが、最近は親睦と情報交換を兼ねた定例会が中心となっております。
それでも会員同士は仲良く楽しくやっています。会員の高年齢化、後継者問題等で将来的に厳しい多賀城分会ですが続けられる限りは楽しくやって行きたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
仙台東支部長 菅野 広昭
県北支部
本年度より県北支部長の大役を仰せつかりました。微力ではございますが大場勝雄会長のもと当協会を盛り立てて行きたいと思っております。
当県北支部は、栗原分会・大崎分会・仙北分会の3分会で構成されております。
会員の造園に係わる知識と技術の向上を目的として、様々な講習会及び研修会を実施しております。内容としては、チェーンソー安全講習、フルハーネス講習、石積講習、3分会合同の研修会(今はコロナ禍で制限されています)などを開催しております。今後もこのような講習会、研修会を継続し会員にとって少しでもプラスになるような活動が必要だと考えております。
これから造園業界を取り巻く環境は人口減少(就労人口減少)から始まり、さまざまな厳しい状況になって行くと思われます。新たな知識と技術を習得し地域に必要とされる「造園業」を更に構築できるよう目指して参りたいと思っております。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
県北支部長 佐藤 伸也
委員長挨拶と委員会活動報告
総務・企画・財政委員会
当委員会の主な事業活動については、下記のとおりであります。
① 行政機関が実施する緑化行事への協賛及び協力、緑化技術に関わる必要な提言・要望活動に関すること
② 宮城県並びに各市と締結した「災害時の応援協定」に関すること
③ 会員の経営健全化に向けた調査・研究に関すること
④ 協会の中・長期的な財政計画、予算・決算に関すること
⑤ 会員の社会保険加入促進に関すること
⑥ 各委員会及び都市緑化議員連盟などの関係団体との連絡・調整に関すること
以上であります。
今年度は新たに「設立40周年記念特別委員会」、「緑化フェア特別委員会」が設置されました。特に、緑化フェア特別委員会においては、令和5年4月に開催する「全国都市緑化仙台フェア」に向け、仙台市と緑化技術等に関する提言・要望を行い、成功裏に開催できるように活動しております。
また、各種事業を展開する上で予算の確保が重要であります。しかし、近年は会員の減少傾向に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大により、講習会等を開催できず受講料などの事業収入が減少し、活動に必要な財源確保が課題となっています。
したがいまして、多くの新規会員が加入するよう各般にわたり魅力ある事業を企画立案するなど、その役割を果たして参りたいと考えております。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
総務・企画・財政委員長 古積 昇
技術・技能委員会
当委員会は、「官公需技術部会」と「造園技術・技能部会」の2部構成により会員の技術・技能の研鑽に努めております。
まず、官公需技術部会では、都市緑化の貴重な資源である街路樹や公園樹を適正に維持管理するため、当協会の主要事業として「街路樹・公園樹等剪定技能講習会」を夏期と冬期に分けて年2回開催しております。講習内容は、学科講習と実技講習を実施し、特に街路樹の剪定技能講習では、道路空間に樹木の特性を生かした緑美しい街並みを形成するために学科講習を行った後、実技講習を実施し、受講者には終了証を授与しております。
一方、造園技・技能部会では、会員の造園技術・技能等の向上を図るため各種研修会を実施しておりますが、特に、造園の伝統技能を後世に伝承するために観る・聴く・触れることが重要であることから、参考となる庭園等の視察研修を行っております。
今後とも地球環境時代に相応しい緑豊かな県土緑化の創出と保全に努めて参ります。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
技術・技能委員会 委員長 鈴木 勝喜
技能検定委員会
当委員会は、「ものづくり日本」を支えている技術・技能と伝統文化に支えられ「技」を身に着けた技能者を職業能力開発促進法の規定に基づき認定する国家検定制度において、宮城県職業能力開発協会より検定委員として委嘱され検定試験に携わっております。
メンバーは、検定委員6名の他に実技試験会場の設営や運営に当たる補佐員6名が委嘱されております。
検定委員として最も心掛けなければならないことは、職務の重要性を認識し、職業能力開発促進法第100条・第77条第一項(秘密保持義務)を厳守し、常に公正と透明性に留意して試験審査を行うことであります。
本年も新型コロナウイルス感染拡大の中での検定試験となりましたが、造園技能検定1・2・3級実技試験は、60名を超える受験者が参加いたしました。
近年、関係者から特に1・2級の合格率が低下したとの意見が寄せられております。その原因は、高度な技術・技能を要する作庭工事の減少により、実務経験の不足によるものと考えております。これを補うためには、協会が技術・技能講習会を積極的に開催して確かな技術を習得させることが必要と考えております。
いずれにいたしましても、検定試験を快適な環境で受験できるように努めると共に委員一人ひとりが公明正大な審査に意を用いて、多くの技能士が誕生するよう努めて参る所存であります。
最後になりますが、会員の皆様には今後ともご指導とご鞭撻を頂くとともに、更なるご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
技能検定委員長 齋藤 弘
表彰委員会
日頃より委員会活動にご理解とご協力をいただきましてありがとうございます。
当委員会では、会員への各種表彰に関する業務、表彰の調査、研究に関する業務、その他表彰に関わる全般を担っております。以上の業務から、選考作業の円滑な推進と取りまとめを行い、表彰規定を遵守し、公正かつ厳格な選考と運営を図ってまいります。
表彰委員活動が、業界における研究活動の促進、 ひいては造園業の発展につながる選考となるよう、委員一丸となり努めてまいる所存です。
今後とも、ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
表彰委員長 内海 一富
広報・事務・安全委員会
当委員会の活動には、日頃よりご理解ご協力をいただき誠に有難うございます。
まず広報ではホームページにて当協会の活発な活動を広く社会にアピールするとともに、魅力ある協会活動の充実を図るべく執行部及び委員会活動を紹介し、この「コロナ禍」においても会員相互の交流及び情報交換の場となるよう日々取り組んでおります。
今後は、令和5年4月26日から開催予定の「第40回全国都市緑化仙台フェア」や「宮造協40周年記念事業」等の様々なイベントについて、ホームページをフルに活用し合わせて情報発信をしていく予定です。
また事務・安全では催事等における事務局の支援ならびに雇用管理の向上を図るべく、調査及びセミナー等の実施や安全管理の向上を図る様々な研修会や会員相互のつながりを広げるためのレクリエーション等についても、従来通り開催の予定です。
それに伴い、継続的に会員増強につながることを目的とし、これからも活動して参りますので、会員の皆様には引き続きご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
広報・事務・安全委員長 渋谷幸彦
青年部委員会
平素より青年部活動に多大なるご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
今年度より、青年部部長としての大役を仰せつかりました。まだまだ微力で不慣れな点も多く、ご迷惑をおかけすることもあるとは思いますが、造園協会発展のために精一杯尽力していきたいです。
昨年からのコロナ禍の影響により青年部活動は例年の半分以下となっており、部員が集まりにくい状況が続いておりました。その中でも昨年に引き続き技能検定講習会の手伝いやタカショーオンライン講習会、柴田町軽トラガーデンへの参加など少しずつ活動する機会が増えてきました。現在コロナ終息へ向かっている中、各種イベントが再開しようとしています。青年部としましても溜まった鬱憤を晴らすよう様々な行事に参加・協力していきたいと思います。また、仙台技能士連絡協議会の方でも来年度に向けてイベントを思案しておりますので、異業種交流の場としてそちらにも積極的に参加していきたいと思います。
最後になりますが、技術の継承・発展は元より、貴重な情報交換の場、そしてかけがえのない仲間との出会いの場として青年部は活動していきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
青年部委員長 庄子 拡充
LG委員会
LG委員会では、「女性技能者の発掘・技能向上・拡充さらに雇用主への女性の雇用の理解を深める」という目標を引き続き掲げ、達成すべく活動をいたしております。
コロナ禍ということもありますが、会議等はすべてzoomミーティングとしクラウドを活用しての情報の共有により情報の格差が出ないように努めております。また、他委員会との連携をさらに深め、今後宮造協会員の女性社員を取り上げて情報を発信すべく宮造協事務局と更に連携を深めていく考えです。しかしながら宮造協の会員の方の中では、いまだにLG委員会の認知度は低く活動のアピール不足を痛感しております。LG委員会の活動を知っていただく努力も常に行っていく考えです。
今年度よりこれまでの委員に加えて、従業員の立場のLG委員がさらに誕生しました。雇用主側・従業員側の立場や考えをこれまで以上に委員会での活動に役立てて参りたいと考えております。LG委員会への招聘を後押ししてくださった雇用主様には感謝いたします。
最後にこれまでLG委員会の活動にご理解・ご協力を賜った宮造協会員の方々に感謝いたしますとともに、今後のLG委員会の活動にもご協力をお願いいたします。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
LG委員会 委員長 籠澤 由里子
担い手育成・社会貢献事業委員会
会員の皆様におかれましては日頃より多大なご協力、ご理解を賜り心から御礼申し上げます。
造園業界では、担い手不足や後継者の確保が重要な課題となっております。当委員会は、こうした課題を解消するため、次代を担う若者達が造園業に興味・関心を持っていただくことを目的に新設された組織であります。
今年度の活動内容は、小・中学生、高校生に対し実技指導や学校用務員研修会への協力などを行ったところであります。また、伊勢神宮への奉仕作業などにも参加しています。
新設されて間もない委員会ではありますが、これから社会貢献活動を通して造園業界の社会的地位を高めるとともに、造園業界が生活に身近なものであることを多くの皆さまに感じていただけるよう取り組んで参りたいと考えております。
全委員未だ模索の日々ではありますが、少しずつ実績を積み重ねながら、満足いただける活動実績をご報告できるよう邁進して参りますので、会員の皆様にはご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
担い手育成・社会貢献事業委員会 委員長 阿部 浩章
設立40周年記念事業特別委員会
会員の皆様におかれましては、日頃より当協会活動に対してのご理解とご協力を頂き、心より御礼を申し上げます。
(一社)宮城県造園建設業協会は、令和5年に設立40周年を迎えます。
この大きな節目の年へ向け、「温故知新~懐古から未来へ~」をテーマに、当委員会は「記念事業部会」「記念誌部会」「式典広報部会」の3部会構成で、記念行事を企画・実行してまいります。
記念事業として実施する茶庭作庭においては、日本の伝統技能を受け継ぎ、用と景のバランスから生まれる「美」の奥深さ、多様性を改めて学ぶ、とても貴重な機会となります。
また作庭後も、維持管理などの技能研鑽の場として大いに活用される茶庭となりますのでぜひ多くの若手造園技術者にかかわっていただけましたら幸いです。
当協会は、これまで緑化推進、造園技術技能の研鑽、造園業の発展、地域貢献に寄与する活動を行ってまいりました。そして今後もこの活動を縦軸に、未来に引き継いでいく魅力ある活動と発展を横軸に、40周年記念事業を通して広く内外に発信してまいります。
また記念行事を企画・実行する中で、会員の皆様との懇親を一層深め、有意義なものとなるよう委員会委員一同、努力を重ねてまいります。
皆様ご協力ご支援の程何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
設立40周年記念事業特別委員長 瀧口 直美
緑化フェア特別委員会
日頃より当協会活動にご協力を頂き誠にありがとうございます。
令和5年4月26日から6月18日の54日間、仙台にて第40回全国都市緑化フェアが開催されます。ここ近年新型コロナウイルス感染症の影響もあり緑化工事事業が停滞傾向にある中、業界においても明るい話題であり私たち造園人しても力を発揮できる土俵が提供される事になります。
当委員会は緑化フェアへの支援及び仙台市との連携調整が主たる業務となります。協会では関連団体6社による植物調達協議会を組織し仙台市と協定を締結。植物の生産から納品そして施工へとの流れを仙台市との間で円滑にすすめる準備が整って参りました。
メイン会場となる青葉山公園には残月亭茶室が仙台市博物館より移築されます。それに伴い茶庭の作庭が緑化フェアの開催に合わせて進められる事になります。協会でも仙台市との調整を計りながら公園全体の中に溶け込む“粋な空間”を創るべく計画をすすめている所です。
それぞれの事業の連携推進を計る、期間限定ではありますが関連範囲が非常に広い委員会です。
34年ぶりに仙台で開催される全国都市緑化フェア。県民の心を潤し、心に残るイベントとなる事をめざして活動して参ります。会員の皆様そして各委員会の皆様のご理解とご協力を改めてお願い申し上げます。
一般社団法人 宮城県造園建設業協会
緑化フェア特別委員会 委員長 齋藤 健
一般社団法人宮城県造園建設業協会設立趣意
戦後,産業経済の急速な発展に伴い,各種開発事業の進展による国土の近代化は顕著なものがありますが,反面自然景観の破壊,生活環境の悪化は目に余るものとなり,都市化に伴う公害問題は健康で文化的な国民生活に対する重大な支障となって参りました。これが対策として近時,国土の公害防止,自然環境の保全を目途として,縁のマスタープラン,都市公園等整備第三次5か年計画或いは,生活環境保全林,整 備事業等の諸対策が展開され,本県においても宮城県環境管理計画が制定されるとともに国営釜房湖畔公園事業,県営加瀬沼緑地公園事業,新しい健康都市づく りを目ざす仙台市基本計画等の積極的な県土緑化の施策が進められるに至り,環境緑化の前途に明るい展望が期待される段階となりました。このような趨勢の中にありまして,造園建設業界においては昭和48年任意団体の仙台造園建設業協会を設立し,仙台市を中心とする緑化行政に全面的な協力を行うとともに,公共造園技術の向上,普及,業界の資質の改善に努力して参りました。
また,昭和49年には,伝統庭技を中心とする造園技術の向上を図るため,同じく任意団体の宮城県造園組合を設立し,国家検定制度である技能検定並びに職業訓練への積極的参加により,造園業の社会的,経済的地位の向上に努力して参りました。
しかしながら,今やこれらの組織が個別に活動を進めていては,内外の信頼性を得るには不充分となり,積極的に広く行政の指導を仰ぎ,技術の一層の研錆に努め経営資質の向上を強力に押し進めることが時代の要請であることを痛感するに至りました。ここに,観点を新たにして組織を統合し全県下会員の充実を図るとともに社会的地位の向上を日ざし,強力な県機構として,社団法人宮城県造園建設業協会に改組発展させることを旧会員一同決意するに至りました。
今後はなお一層県民生活の向上と緑化事業の推進に協力し,緑化業界の発展に貢献いたすべく努力する所存でございますので,関係各位のご指導,ご協力を切にお願い申し上げる次第です。
協会概要
名称 | 一般社団法人宮城県造園建設業協会 |
会長 | 大場 勝雄 |
住所 | 〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉一丁目7−7 上杉ハイツ2階1号 |
連絡先 | TEL: 022-265-5512 FAX: 022-265-5589 |